こんばんは。
China Style池村憲治です。
お刺身…お好きですか?
私は、小学生の頃は嫌いでした。
味、というよりも、見た目と食感が嫌でした。
たまに、冠婚葬祭などあるじゃないですか。
そういうとき、仕出し屋さんにお願いするんですよね。
仕出し弁当に入っているのが、このお刺身なのです。
小学生時分の私には、大敵でしたね。
そういうときは、お刺身をそっと姉に差し出すんですよね。
姉は魚好きでしたから、喜んで食べてくれましたよ。
中国でもお刺身は、そろそろ市民権を得てきた感じはしますね。
私がいた当時なんて、
「イカ」と「タコ」の違いも、中国の友人は知っていませんでした。
我々が島国で、海の幸に如何に恵まれているか、ということを
痛感いたしましたよ。
当時、中国語で「お刺身」という単語を覚えたとします。
それを得意満面で使ったとします。
発音が合っていても、絶対に通じないんですよね。
相手が「お刺身」というブツを知らないわけですから。
言葉が合っていても『通じない』という現象が起こってしまうのです。
言葉というのは、お互いに知っているものの上に成り立つんですね。
あ、今は、お刺身好きですよ、念のため…