こんばんは。
China Style池村憲治です。
思ったことを、伝えようとします。
言葉というのは、伝えるツールの一つに過ぎません。
日本語で話すと、10秒で伝えられることも、
中国語に置き換えようとすると、時間がかかってしまいます。
下手をすると、一つの事柄を伝えるのに、
30分以上かかってしまうかもしれません。
でも、それこそが「伝える」ということを
より、顕著に感じられることなのかな、とも思うのです。
拙い言葉だと、そこに、『思い』が加わります。
拙ければ拙いほど、『思い』によって、カバーしてきます。
多少聞き取りにくい発音でも、
多少違った単語の並びでも、
「なんとか、汲み取ってあげたい」と思いますよね。
時間がかかればかかるほど、その思いが強くなると思うのです。
伝わらなければ、「もどかしい」と思う気持ちもよくわかります。
日本語だと、すぐ伝わるのに、という考えにもなってしまいますよね。
でも、だからこそ、相手の優しさや、思いを、
より、感じることができる、と思うようにしませんか?
お互いに、「伝えよう」「汲み取ろう」と思うことこそ、
とても、大切な思いだと思うんですよね。