こんばんは。
China Style池村憲治です。
周期的に、見かけることがあります。
『使い方の間違っている慣用句』
『現代人の実に、8割が使い方を間違えている!』
「それなら、それでいいのでは?」
と思ってしまいます。
お互いに間違えているのならば、意味は通じてる、ということですよね?
言いたいことは、通じてる、ということなんですよね?
言葉なんてものは、所詮、ただの記号でしかないのです。
ただの、信号でしかないのです。
お互いに、頭に思い描いたことを、『言葉』に変換しているわけです。
それを受け取った側も、それをまた変換しているんですよね。
お互いに、共通の「信号」があるから、意思が通じているにすぎません。
言葉なんてものは、本当に不確かです。
自分の思いを、100%相手に伝えるなんて、不可能ですよね。
現に、1000年前の人が使っていた言葉と、今の日本語。
きっと、全く違うものですよね。
中国語も、古い言い方が廃れ、新しい言い方が生まれているようです。
その中には、いわゆる「誤読」がそのまま定着したものもあります。
『言葉は生き物である』
と、念頭に置いておくと、
姿勢・気持ちが変わってくるのではないでしょうか。