こんばんは。
China Style池村憲治です。
『検定試験を受かっても、話すことができないんです』
というお話、たまに耳にしませんか?
確かにそうだと思うのです。
あれは、試験用に、勉強しているかいないか、だと思うんですね。
いえ、そういう試験を否定しているわけではありません。
ご自身のレベルを確認する上でも、必要なことかな?とは思います。
問題は、『試験の合否』と『話せるレベル』が、リンクしていない、
ということに尽きます。
そして、その試験の合否が、その人のレベルと思われているところも
問題ですよね。
さて、少し考えてみてくださいね。
私たちは、日本語を正しく話しているのでしょうか。
しっかり考えてみると、
我々だって、正しい日本語を話しているわけじゃないんですよね。
特に日本語にすると、難しい部分があると思うのです。
ある英語圏の方が
「『ちょいと』って、どういう意味ですか?」
と聞いていました。
こういう本当に些細な部分で引っかかってしまうんですよね。
私が個人的に好きな、こういう『崩された言葉』に『倒置法』があります。
今日のレッスンでも、それを使う方がいらっしゃいました。
どんな人が好きか、というのを、質問していました。
『えっと…どんな人…あなたは好き?』
正しい文法ならば、
『あなたはどんな人が好きですか?』
ですね。
こういう、いわゆる「本当の?言葉」私は、大好きなんです。