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『中国語を学ぶ上で、一番大切なもの』
02月27日(水) 大阪 淀屋橋 Aコース

こんばんは。
China Style池村憲治です。

中国語を学んでいただいている、と思うのです。
話せるようになるには、何が大切でしょうか。

発音?文法?ボキャブラリー?
とても大切だと思います。

しかし、それ以上に、大切だ、と思うものがあります。
『言い回しを知る』ことだと思うのです。

例えば、日本語ではこうなります。
「先週の水曜日、来られなかったですけど、何されてたんですか?」

中国語を学ぶ上で、一番大切なもの

中国語だと、ここまで簡潔になります。
「先週の水曜日、あなたは来ない。何されてたんですか?」

『来ない』と言ってしまっていいんです。
『来られなかったですけど』なんて言わなくていいのです。

そもそも、そんな言葉が中国語に存在するのでしょうか?

我々が、中国語を勉強するときは、そうした『簡潔化作業』が必要です。
逆に、中国の方が、日本語を勉強するときが大変だと思うのです。

『「ですけど」って、どういう意味ですか?』
なんて、なりそうですね。

中国語を学ぶ上で、一番大切なもの

「だったら、『ですけど』というのは、
中国の方は、頭の中でどう訳してるんですか?」
言ってしまえば、『脳内補完』されているんだと思います。

その前に、そういう言い回しがないから、前後の文脈を見てるんだと思うんですね。

中国語が、どんな言い回しをするか、知る…
そういうことなのです。

こうして、両者を見つめてみるのも、また、楽しいですよね。
改めて、日本語の不思議さに、触れることもできるんです。