こんばんは。
China Style池村憲治です。
例えば、日本語がまだまだぎこちない、海外の方がいたとします。
その方に、あなたは、話をしなければなりません。
どういう日本語を使いますか?
普段、友人・知人に話すような日本語では話さないですよね。
できるだけ簡単な単語を選び、できるだけ単純な言い回しにしますよね?
そこが、やっぱり、重要な訳です。
そこが、やっぱり、『会話』なんですよね。
相手のことを思いやる、そこが、会話の基本なんだと思います。
自分がいくら話しても、伝わらなければ意味がありませんよね。
難しい言い回しをしても、通じなければ、それは、『0』です。
相手のわかる言葉を選び、どうにかして通じさせてください。
口から発するものだけではなく、表情・ボディランゲージ、何でも使いましょう。
今日は、特にそういうレッスンでした。
しかし、それこそが、言葉を学ぶレッスンなのではないかと考えます。
言いたいことを、いかなる手段を用いても、『通じさせよう』という気持ちが大切です。
言葉を受ける方は、『相手は何を言いたいのだろう』と、推察し続けます。
それこそが、会話の本意なのかもしれませんね。
と、こんなことを、まがりなりにも、語学を教えている私が言うのも、変ですけれど。
語順や、発音にとらわれ過ぎて、話せなくなってしまうのは、本末転倒です。
不格好でも、なんでも、伝えよう、理解しようという『気持ち』が大切です。
会話の相手は、機械ではなく、まぎれもなく、人間なんですよね。
相手に、その『気持ち』がある以上、少しは甘えてみる、
というのも、必要かもしれませんね。