こんにちは。
China Style池村憲治です。
もちろん、テキストのフレーズは、正しいんですよ。
テキストで勉強される方は、それをしっかり暗記するのが良いと思います。
日本のテスト、というのは、今、マークシートが増えてまいりました。
これにすると、答え合わせを機械ですることができ、
時間短縮・人件費削減につながります。
しかし、これでいいのでしょうか。
マークシートになると、どうしても、『答えが一つ』しかできません。
逆に言うと、『答えを一つ』しか導けない問題を作るしかありません。
ここで、大きな弊害が出てしまうのです。
語学に対しても『答えが一つだ』と、刷り込まれてしまうのです。
一番嫌いな問題は、こんな感じでした。
『下の語順を正しく並び替えたとき(ア)(イ)に入るものを
それぞれ、1~5から選べ』
それが、わざと、間違えるようにつくってあるのです。
今日は、こんなことがありました。
「どのくらい」という疑問詞をつくるときに、ご参加の方が、
「何日間」と、言い換えられたのです。
これには、度肝を抜かされました。
これで、十分通じます。
というより、この方が、聞く方もわかりやすいのではないでしょうか。
テキストの表現は、何より大切です。
しかし、それに固執せず、もっと自由な表現を楽しんでみませんか?