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『意味が理解できなくても…』
11月14日プライベートレッスン

こんばんは。
China Style池村憲治です。

ネイティブの様に話せるようになる、それが、最終目標だと思うんですね。

中国語に慣れる

言いたいことを言えるようになる

表現の幅が広がる

ネイティブのようになる

こんな段階かと思うんです。
言いたいことが言えるようになると、
次は、ネイティブが話していることを、どんどん耳にすると良いと思います。

言葉、というのは、時代時代で、移り変わっていくものだと思っております。
現に日本語でも、たくさんの言葉が使われなくなったり、誤用されたりしております。

しかし、その誤用も、徐々にそれが、本物になっていくんですよね。

たまに、鬼の首でもとったかのように
『今の日本語の使い方は間違っている』
という記事を読んだりします。

言葉、というのは、相手に意思を伝えるツールの一つに過ぎません。
Aさんの意思が、Bさんに伝わればいいと思うんですよ。

それが、たとえ『誤用』であれ。
Aさんも、Bさんも、誤用の方の意味で捉えていれば、
それは、「意思が伝わっている」ということに他なりません。

移り変わっていくからこそ「古典」という科目が存在するんですよね。
「いとをかし」
なんて表現、今は、していませんものね。

さて、というわけなので、中国語も、どんどん移り変わっていると思います。
生の中国語を、どんどん耳にしましょう。

耳にする手軽な方法は、中国ラジオを聞くことだと思います。
今では、インターネットで、いくらでも聞ける時代になりました。

意味が理解できなくても、「体感する」というのは、とても大切なことですね。
耳にしたら、次は、口にする、ということですね。

耳にする場を、多く作り、口にする場を多く作ること、
それこそが、中国語の上達への道だと思いますよ。