こんばんは。
China Style池村憲治です。
日本人が、一番意識せずに使っているものがあります。
日本語を学ぶときに、一番難しい、と聞いております。
それが「は」と「が」の違いだそうです。
『この本「は」先生のです』
『この本「が」先生のです』
一つ思いついただけですが、これだけでも、ニュアンスの違いがわかりますよね。
日本語を習う方は、この「ニュアンス」を学ばなくてはならないのです。
ニュアンス、は、なかなか口では説明しにくいですよね。
ニュアンス、ですから、体で感じていくしかありませんよね。
この「は」「が」の違いなどは、
きっと、詳しく説明くださってるサイトもあることと思います。
その違いを調べるだけで、きっと立派な論文がかけてしまうことと思います。
このように、我々は、自然に使っているのに、
説明しにくい、というものがあるのです。
こういうものが、中国語にも、実は存在してしまいます。
それが、『了』なんですね。
これは、単純に「過去形」というわけでもないのです。
「完了」の「了」なんですけどね。
これを辞書でひこうものなら、たくさんの用法が出てまいります。
これを、字面だけで、一つずつ把握していこうとすると、どうしても無理が生じます。
文字だけの説明では、どうしても、頭の中に入っていきませんよね。
先述の「は」と「が」。
私が書いた用法で説明すると…
『が』「強調用法~「は」よりも強いニュアンスが生じる」
とでも説明されるのでしょうか。
強いニュアンス…と言われても、という感じですよね。
こういったものは、数多くのフレーズを身につけていくことが、
一番の近道だと思います。
いくら説明されても、やはり、染みこんでいきませんからね。