こんばんは。
China Style池村憲治です。
「黄色い服を着て仕事に行きません」
お願いです。
この日本語に笑わないでくださいね。
日本語を学んでいる、中国の方が、一生懸命作ったフレーズです。
日本語的には、少し不自然かもしれませんね。
・黄色い服を着ること
・仕事に行くこと
どちらを主にしているのかが、少しぼやけてしまう文章です。
その中国の方が、どのようにして、この文章に行きついたのかが、
手に取るようにわかるのです。
まさに、中国語から、一生懸命日本語にしたんですよね。
文法的なお話になりますが、中国語は、否定できるかなり早いパートで、
否定をしてしまうんですね。
直訳するとこんな感じ…
「私 しない 着る 黄色い服 行く 仕事」
中国語を学ぶ、ということは、「中国語らしい表現を学ぶ」
ということだと思うのです。
中国語で表現すれば良い、というだけではありませんよね。
ん?
もちろん、彼にもレッスンしましたよ。
「仕事に行くときは、黄色い服は着ません」
とね。