こんばんは。
China Style池村憲治です。
中国で、多くの友達ができました。
中国の友人ももちろんのことながら、
留学していた、諸外国の友達も大勢できました。
韓国の友人ができたときに、簡単な韓国語も自然に覚えました。
そこで驚いたのが…
「男性が言う『お兄さん』」と「女性が言う『お兄さん』」が、
まったくの別単語だ、ということです。
後ほど、いろいろな文化背景を知りました。
そういう「上下関係」をとても大切にしている、とわかり、
いたく、納得をしたものです。
例えば、調べなくてはならないことがあるとします。
何人かで一緒に調べていたとしますね。
ふいに、その中のA君が、こう切り出しました。
「あ~、調べておくよ」
日本語って難しいですね。
「ここは大丈夫だから、他のことをしておいて」
と、言っているんですよね。
はっきりと「他にできることを探してしておいて」や、
「もう行っていいから」とは、言わないんですよね。
この奥歯にものが挟まったような言い方も、また、日本の文化なんですよね。
中国語を学ぶ、ということは、その裏にある文化も学べる、
ということなんですよね。
言葉だけを学ぶより、数倍楽しいですよ。
どうしてこんな言葉があるんだろう、など、少し考えると楽しいですよ。