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『中国語に無理をさせない表現を!』
05月30日(木)大阪 難波 Bコース

こんばんは。
China Style池村憲治です。

中国語には、中国語『らしい』スタイルがあるんですよね。
こうして、言葉を扱うようになってから、実感いたします。

まず、意識していただきたいことがあります。
『日本語をそのまま、中国語にしようとすると、無理が来ることがある』
ということです。

中国語に無理をさせない表現を!

中国語は、日本語の語順に倣うようにはできてはいないのです。
中国語は、中国語で表現しやすいようになっているのです。

今日は、こういうことを表現したい、というフレーズがきました。
『私は彼にボールをぶつけられる』

これを、このまま中国語にしようとすると、
いわゆる「受け身」という表現を使う必要があります。

しかし、こういう使い方、表現を、
中国語では好まない傾向があるように感じます。

もちろん、そういう表現が存在する以上、
直訳することももちろん可能です。

中国語から日本語に訳すとき、「直訳」します?
それとも、日本語らしく「意訳」します?

中国語に無理をさせない表現を!

日本語らしく翻訳する方が、当然、日本語っぽくなりますよね。
中国語でも同じなんです。

では、さっきのフレーズは、どうしましょう?
『彼が』と、主語を変えてしまうのです。

『彼が、私にボールをぶつけた』
これで、ぐっと、無理のない、自然な中国語になりましたとさ。