こんばんは。
China Style池村憲治です。
どの言語にも、共通して言えることがあります。
『慣れ』が、一番大切なんですね。
中でも、中国語のアクセントには、苦労される方が多いのも事実ですね。
日本語は、フレーズ単位でアクセントが決まります。
フレーズの中で、緩やかな曲線でアクセントが決まり、
最終的に、きちんと落ち着きます。
この「落ち着く」という感覚が、
日本語を使う我々の中には、色濃くあるのだと思うのですよ。
肯定文では、きちんと着地をし、疑問文では、緩やかに離陸する、という感覚です。
この感覚を持っている我々が、
そのまま中国語に立ち向かうと、撃沈してしまうのです。
中国語は、アクセントが、漢字一文字単位で決まっているのです。
ですので、日本語のそれと比べると、
もう、アクセントが飛んだり跳ねたり、ということになります。
その辺の『感覚のずれ』を、如何に早く無くしていけるか、
ということだと思うのです。
これは、やはり『慣れ』が大きく左右すると思うのです。
このアクセント…やはり、曲者なのです。
乱暴な言い方ですが、発音は少々間違っていても通じます。
しかし、アクセントが違ってしまうと、通じなくなってしまうのです。
でも、私から言うと、やはり、日本語の方が、曲者ですよ。
何と言っても、フレーズでアクセントが変化する、
なんて、とてもじゃないですけど、大変です。
中国語は、漢字単位で決まっていますから、覚えてしまえば、なんてことないんです。
中国語は基本、2文字の単語が多いんですね。
アクセントは、4つのうちのどれか、ですから、4×4の16通りです。
この16パターンをマスターすれば、
ほとんどの単語のアクセントがどうにかなるんです。
決して難しくありません。
『慣れてない』だけですよ!