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『日本語の乱れ…という人々』

ホテルマンをしていました。
そのときに、やはり、『日本語』について考えていました。

ご存知だとは思いますが…代表的なのが、
・1万円からお預かり~
・ご予約の方(ほう)は~
・お釣りは300円になります

私は、使わないようにしていました。
目くじらを立てる人が多いですから…

でも、思うんですよ。
「言葉は生き物です」

今、江戸時代の言葉を使っていますか?
「そなた」「そち」なんて、言いますか?

やはり、言いやすいものが残り、通じるものが残っていくのです。
それを一概に「乱れ」というのも、どうかと思います。

日本語の乱れ…という人々

何をもって「正しい」「間違い」というのでしょうね。
『以前と違うから』『もともとの意味と違うから』

だとしたら、
「以前」とは?「もともと」とは??
ということになりますよね?

江戸時代と比べたら、今『正しいといわれている』言葉が、
全て「間違い」ですよね?

一説によると、江戸時代?は、
「全然おもしろい」的な使い方が、正しかった、と聞きます。

変化を受け入れる、というのも、「覚悟」だと思うのですよ。
日本人の特性でしょうか、
特に『変化を嫌う』傾向が強いと思うのです。

例えば…職場の「就業時間を変える」「制服を変える」となると、
反対を唱える人が多い気がします。

『今が、落ち着いてるから、それでええやん』
という人が多い、ということなのかもしれませんね。

あ、
「美味しい」も「かわいい」も「まずい」も、
全部『ヤバイ』で、済ましてしまうのは、どうかとは思いますね。
ボキャブラリーが減っていくわけですから。

でも、まぁ、それも、「言葉の移り変わり」なのかもしれませんね。