こんばんは。
China Style池村憲治です。
「世界まるごとHOWマッチ」という番組があったの、ご存知ですか?
えっ!?ご存知じゃない?!
え~っと…世界のですね、様々な物の値段を当てる、というクイズバラエティです。
80年代、大人気を博したんですよ。
『1ドルは、130円で換算ください』
など、現地通貨とのレートが発表された後、現地通貨で、答えるんですね。
どの国の問題かは忘れましたが、ある方が、こんな答えを書いていました。
『333.3333333(現地通貨)』
話を聞くと、日本円で、このくらいだろう、と思った、とのこと。
それを計算で、現地通貨にすると、こうなった、と。
これ…考え方が違うと思うのですよ。
日本円で考えるのは、まぁ、仕方ないとして、現地の方が、自分たちの物の値段を
『333.3333333(現地通貨)』に、するわけがないじゃないですか?
現地の頭になって『350』や『300』と、変換してしかるべきだと思うのです。
中国語も、そうしてくださいね。
日本語を直訳したら、それでOKというわけではないですよね?
それを、現地の人が使うかどうか、ということを考えないといけません。
日本語と、中国語の関係が、『1:1』というわけでもありません。
自分の話したい内容は「A」であったとしても、
現地の方が「B」の表現の方を、多用するのあれば
「B」にしてくださいね。
そのほうが、より自然な中国語になっていきますよ!