こんばんは。
China Style池村憲治です。
「おかーさーん、ちががでた、ちがが~」
姉には申し訳ないのですが…
姉の、小さい頃の、言い間違いです。
「血」という言葉が認識できなかったんでしょうね。
彼女にとって、赤く流れる「ちが」だったのでしょう。
「けんじ、それは『カーブ』というのよ」
プラレールで遊んでいた私に、衝撃の言葉でした。
プラレールが大好きで、暇さえあれば、つなげて遊んでいました。
電池は買ってもらえなかったですから、手で動かしてましたけどね(笑)。
「おかーさんー、その曲がっているのとって」
で、衝撃の言葉到来です。
ひらがなの世界には無い響きです。
『カーブ』の『ー』
「なんなんだ!この言葉は!」
『ー』の部分に、今までとは違う世界、を感じた気がします。
あの感動は、今でもはっきりと覚えています。
子供はこうして、言葉を覚えていくのです。
「とうもころし」「えべれーたー」
こうして、間違えていた言葉も、大きくなっていくにしたがって、
正しい言葉で話せるようになるんですね。
中国語も、その積み重ねだと思いませんか?