こんばんは。
China Style池村憲治です。
少しずつ、中国語に慣れてこられたら、次のステップなんですね。
発音も、徐々に板についてこられて、
ヒアリングも少しずつできるようになった方へは、次のステップです。
『ご自身で、フレーズを組み立てる』という作業です。
会話の中身を考えながら、フレーズも考えながら…
では、やらなくてはいけないことが、多すぎですね。
それを、シンプルにするために、会話は私が進めたりします。
具体的には、私が日本語でリードをしつつ、
そこにご参加の方が中国語をかぶせる、という方法です。
話し手のAさん、聞き手のBさんがいらっしゃるとします。
まず、私が日本語でAさんにリードします。
「甘いものは、嫌いなんですか?」
そのフレーズを、Aさんが、中国語で訳す、という作業になります。
私が日本語でリードしてしまうので、Bさんは、その時点で、
Aさんの話される内容がわかってしまいます。
ヒアリング能力は、A、Bさん、共にある程度ございます。
ですので、ここでは、フレーズ組み立て能力のみを鍛えるということをしていただくのです。
これに慣れるまでは、Aさんに話していただく内容を、そっくりそのままリードいたします。
慣れていらっしゃったら、ざっくりした内容に変えてまいります。
~慣れるまで~
「甘いものは、嫌いなんですか?」
~慣れた後~
「あれ?だったら、甘いものが好きかどうか、聞いてみませんか?」
前者では、できるだけ、中国語にしやすい日本語をリードするわけです。
こうして、皆様に、少しずつ、中国語で「話す」ということをしていただければ、と思います。
いろんなことを、たくさんさせられてしまうと、大変です。
こうして、一歩一歩のぼっていくのが、遠回りに見えて、実は、一番の近道だと考えます。