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『特徴を知る』
01月15日(木)大阪 難波 Bコース

こんばんは。
China Style池村憲治です。

日本の歌を、中国語でカバーしてあるものを、よく耳にします。
メロディを知っているものは、やはりとっつきやすいですね。

中国に渡った当初、歌を聞くのも、一つの勉強でした。
その中で、自分の気に入ったフレーズを覚えてみるのです。

日本語の歌詞に似せて、中国語の歌詞を乗せているものもあります。
テレサ・テンさんの楽曲なんて、ほとんど直訳です。

特徴を知る

そんな時感じるのが、
『日本語の1音節における意味の通じにくさ』なのです。

例えば…「あなた」3音節必要です。
中国語では「ni」1音節で済むのです。
「あ」だけでは、意味は通じませんよね?

日本語で歌うと、同じメロディでも、
中国語ほどの意味を持たせられないのです。

『冬の間は、風邪をひきやすい』
こんなフレーズを、中国語にしていただきました。

冬の…間?!
中国語で、「冬」と言ってしまえばいいのに、
「間」とついてしまうのは、日本語の奥ゆかしさ?でしょうか??

特徴を知る

日本語はそれでなくても、音節が増えるという特徴があるのに、
更に、こんな『わびさび?奥ゆかしさ?』を表現してしまうのです。

中国語に変換するときは、そういうものを、
まず、バッサリ切ってしまう、という覚悟があっても良いと思います。

日本語、中国語の特徴をそれぞれ把握するのも、
言語をマスターする近道なのかもしれませんね。