こんばんは。
China Style池村憲治です。
多分、私は『テスト』というものが、嫌いなのだと思います。
画一的なものにしないと、採点するほうが大変だ、という
「利便性ありき」のテストが、ものすごく嫌いなのです。
その中でも、最も「?」と思うのが、次のような問題。
『下記の文章を、別の言い方にしたときに、合っているものを選べ』
どうして、別の言い方にしなくてはならないのでしょう?
『下記の文章』が言えたら、それでいいのではないでしょうか。
こんな文章があります。
1.『AさんはBさんより3センチ背が高い』
こう言い換えろ、というわけです。
2.『Bさんの身長は、Aさんには3センチ及ばない』
1.のフレーズが言えたら良いと思うのです。
2.のフレーズなんて、「そのうち」分かれば良いと思います。
例えば、現地の方と話していて、2.のフレーズを言われました。
意味が分からず…ポカン…
だとしたら、まぁ、かなりの確率で、
1.のフレーズに言い換えてくれるはずなのです。
同時に、全ての言い方をマスターする必要はない、と考えます。
全部を一気に覚えろ!でないと、テストで点数がとれない!
では、「テストのための勉強」になります。
それでは、やはり、楽しくないですよ。
中国の方が2.から1.の言い方に変えてくれて…
「あ~!2.という表現もあるんだなぁ!」
それが、感動だと思うのです。
それで、覚えていけると思うのです。