こんばんは。
China Style池村憲治です。
皆様、いわゆる「中国語」を話そうとされていますよね?
発音が少々、日本語訛りだろうと、言い回しが日本語っぽかろうと、
不格好だろうと「通じさせる」ことが、最も大切だ、と考えます。
私の父親も、お恥ずかしながら、中国滞在経験があるんです。
実家に帰れば、中国の話で盛り上がります。
そこで、父親が、
「憲治、日本人と中国人の見分け方しっちょるか?(山口弁)」
お?なんだろうと思ったら、彼がこう続けます。
「えーか、ニーハオ、と、一回しか言わんのが、日本人、
何度も繰り返すのが中国人じゃ(しつこいですが山口弁)」
「同じように、謝謝も、繰り返したら中国人やで」
なるほど…
それは、とても面白い見分け方です。
日本語ですと、まぁ
『こんにちは、こんにちは』
なんて、繰り返さないですもんね。
『「はい」は、一回で良い!』
と、ご両親から叱られた経験がある方は、私だけではないはずです(笑)。
このように、中国と日本では、『言い方』にも、違いが存在するのです。
だとしたら、言い回しにも、それ以上の違いがあるんですよね。
全てを日本語で考えてしまって、それをそのまま中国語フレーズにする、
というのは、無理が来る場面があります。
いかに『中国語的言い回し』を知っておくか、というのが、
重要になってまいります。
やはり、餅は餅屋。
中国語には、中国語的言い回しが似合うんですよね。