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『中国語だと意図せず、二重否定を!?』
12月19日(水)大阪 東淀川 Aコース

こんにちは。
China Style池村憲治です。

『そんな風に思うことがあるだろうか、いや、あるわけがない』

高校時代に、担任だった古典の先生から、授業中によく聞いたフレーズです。
もちろん、古典の授業中ですよ。

古典なんて、あの頃勉強しても、まったく頭の中に残ってないですねぇ…
これは、いったい、何の話だったのか、それが思い出せません。

中国語だと意図せず、二重否定を!?

これは、二重否定なのでしょうか?
(『反語』ですね!情報ありがとうございます!)

というわけで、二重否定をちょっと調べてみました。

『できないこともない』
『やらない、ということもないだろう』

ちょっと意味が曖昧になってしまいますね。
『できる』の?『できない』の?どっちなの?!

日本語では、できるだけ、二重否定は、使わない方が良いようです。

しかし、中国語では、使わないわけにいかないんです。
あ、これも、二重否定ですか?『使わないわけにいかない』

だったらこう言いましょう!
どうしても使ってしまう!と。

中国語では、『嫌い』という表現が『好きではない』という表現になってしまうんです。
『私は、ビールが好きではない』

中国語だと意図せず、二重否定を!?

これを否定すると、こんな感じになります。
『私は、ビールが好きではないことはない』

うぅぅ…
好きなの??
いえいえ…私は、生まれてこの方、ビールを美味しいと思ったことがないんです。
いや、ないこともない?!

やっぱり、日本語で、二重否定は、使わない方がいいようです。
でも、中国語では、『使わない』わけには『いかない』んです!