こんばんは。
China Style池村憲治です。
そのご本人様で、得手不得手、というものがありますよね。
それを見つけていくのも、教えるサイドとして、また、楽しみでもあります。
その方々に応じて、
「どうしたら、すんなり覚えていただけるのだろう…」
と、考えております。
今日は、面白いお話を聞きました。
『発音が下がった後に、また高い部分に持っていくのができないんです。
ずっと、下がっていっちゃうんです』
わかりますわかります!その気持ち!
日本語というのは、そのフレーズ単位でアクセントがあり、
全体的に緩やかなイントネーションなんですね。
フレーズでアクセントが決まりますので、
実は単語で見た時と、フレーズで見た時には、変化もあるんですよ。
中国語をすることによって、日本語のいろいろなことを再発見することもありますね。
中国語は、単語単語、もっと言えば、漢字一つ一つにアクセントがあり、
それが変化することは、ほぼありません。
ここが、日本語と、中国語との大きな違いなんですね。
フレーズで、アクセントが決まる言語を扱っていますので、
中国語のそれは、実にとっつきにくいものです。
しかし、一度乗り越えてしまえば、これほど簡単なこともないんです。
日本語、というのは、上手になっても、少しのイントネーションで
『あ、海外の人だ…』
と、ばれてしまいます。
中国語は、その『ばれる度合い』が、日本語よりも緩いんです。
それは、次のような要因もあるからなんですけど。
●中国の人口が日本より格段に多いこと
●方言が多種多様で、地方の方は『習った標準語』を使っていること
北京の言葉と、ウイグルの言葉なんて、まったくの別言語ですしね。
上海語と比べても、英語とドイツ語くらいの違いがあると思われます。
とは言っても、やはり『中国語の発音』というのは、最初の大きな壁です。
しかし、それさえも、数多く口にすることによって、どんどん慣れていきましょう!
私は、その各個人様で、どのようにしたら一番早く慣れていただけるか考えておきます!
一緒に、壁を乗り越えていきましょう!