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『アイス・バケツ・チャレンジ』

少し落ち着きを見せてきましたが、
連日、世間をにぎわせていましたね。

いやいや、私のところになんて、絶対に来ないでしょうが、これに一言…

今、あなたのケータイに、こんなメールが来たとします。
どうしますか?

『このメールを受け取った方は、知り合い3人に同じメールを転送してください。
そうしないと、あなたは不幸になります』

送らないですよね?
無視しますよね?

だったら、この『バケツチャレンジ』と『チェーンメール(もしくは不幸の手紙)』
と、どこが違うんでしょう?
それも、性質が悪いことに、バケツチャレンジは、
「善意を基にした」「公開されている」チェーンメールな訳です。

アイス・バケツ・チャレンジ

有名人、著名人の方々は、
いわば、『イメージ』の職業です。

言われない非難を、一番怖がる職業ではないでしょうか。

中国語教室をしている私でさえ、やはり、『イメージ』は、怖いですから。

そのイメージを壊すことを恐れて、
「本当は、ちょっとな…」
と思っていても、してしまった方々もいると思うんですよ。

いやいや、本当に、賛同している方も大勢いるとは思うんですがね。

当初は、本当に、その病気の認知を目的とし、
賛同される方々でのつながりだったと思うのです。

どんどん経ていくにしたがって、そこが、ずれてしまっているんですよね。
「次は誰なんだろう」
という思いが先にたって、娯楽性が伴ってしまったわけです。

こうなってしまうと、軌道修正が難しくなります。

見ている我々にも、責任があると思うのです。
面白おかしく報道しているマスコミ、にも。

ただ、「水をかぶる」という部分だけが、
いやおう無しにピックアップされてしまいましたから。

なんにせよ、物事は、
『本質を見誤ると大変なことになっていく』
という、良いお手本だったのかもしれませんね。

もし私のところへ、チャレンジが回ってきたら?
一笑に付してあげますよ。