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『いつもより多く回しております』
11月26日(木)大阪 浪速区 Bコース

こんばんは。
China Style池村憲治です。

「Aという単語は、日本語のA’という単語と、全く同じ意味だ」
という固定観念を崩すところから、始まるのかもしれません。

日本語と、中国語の単語同士が、
1:1で結びついているわけではありません。

頭ではわかっていても、なかなか理解できないんですね。

いつもより多く回しております

カフェで、優雅な午後のひと時(?)、茶をしばいておりました。
商談でしょうか、近くで、数人のスーツの方々…

見るともなしに眺めていたら、その話し合いが終わった模様です。
『あ、車、すぐ回してきますから!』

日本語って、難しいですね。
車を、手のひらで、クルクル回すわけではないですよね。

でも…
『あ、車、運転して、入り口につけますから』
とは、あまり言いませんよね。
この時は、やはり、『回す』が、一番しっくりきます。

いつもより多く回しております

この時の日本語の『回す』を、中国語の『クルクル回す』という単語には、
置き換えられない、ということなんですよね。

同じ『回す』でも、
車のときはAという単語で、クルクルのときはBという単語で訳す、
と、頭の中で知っておくことが重要なんですよね。

その第一段階として、日本語と中国語が、1:1ではない、
と、知っておいてくださいね。