こんばんは。
China Style池村憲治です。
「Aという単語は、日本語のA’という単語と、全く同じ意味だ」
という固定観念を崩すところから、始まるのかもしれません。
日本語と、中国語の単語同士が、
1:1で結びついているわけではありません。
頭ではわかっていても、なかなか理解できないんですね。
カフェで、優雅な午後のひと時(?)、茶をしばいておりました。
商談でしょうか、近くで、数人のスーツの方々…
見るともなしに眺めていたら、その話し合いが終わった模様です。
『あ、車、すぐ回してきますから!』
日本語って、難しいですね。
車を、手のひらで、クルクル回すわけではないですよね。
でも…
『あ、車、運転して、入り口につけますから』
とは、あまり言いませんよね。
この時は、やはり、『回す』が、一番しっくりきます。
この時の日本語の『回す』を、中国語の『クルクル回す』という単語には、
置き換えられない、ということなんですよね。
同じ『回す』でも、
車のときはAという単語で、クルクルのときはBという単語で訳す、
と、頭の中で知っておくことが重要なんですよね。
その第一段階として、日本語と中国語が、1:1ではない、
と、知っておいてくださいね。