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『日本語風味』
05月27日(水)大阪 淀屋橋 Aコース

こんばんは。
China Style池村憲治です。

私は、日本語を教えたことはありません。
日本語を教える、ということは、本当に大変だと思うのです。

日本語の一番の特徴は、
『フレーズを、どこまでも長くできること』
だと思っております。

日本語風味

例えば、こんな感じ…
「え~…私たちが丹精込めて作ったじゃがいもは、
北海道の大地と風と水が育んだもので、
この『生で食べても美味しさがわかる』じゃがいもは、
やはり、この北海道の大地ならではだと、自負をしておりまして、
これを、全国の皆様に食べていただきたい、ということで、
今回は、インターネット販売をしてみようと画策してみたのですが、
パソコンが苦手な私は、どうしても、うまくいかず、
ITに詳しい友人に話をして、売り上げ分を折半で、という話までうまく進んだところ、
彼が急に忙しくなって、手助けは難しい、ということになってしまいました」

意識をしていないと、実は皆様、これくらい長いフレーズを
口にしているかもしれませんよ。

かくいう私も、急にインタビューを受けたときは、
こんな感じになってしまいました。

前述の文章を、中国語にするとき、やはり、いくつかのフレーズにわけますよね。
ということは、日本語でもそのくらいに分けたほうがいいのでは?と思います。

日本語風味

中国語を考えるとき、どうしても、『日本語がベース』になってしまいます。
そうなると、『日本語ベースの中国語』は、とかく長くなりがちなのです。

発する側、と、受け取る側、で、意味が違うと、
それは、もう、意思の疎通ツールではありませんよね。

意思を疎通させるためには、双方分かりやすい言葉で、
だと思ってますよ。