こんばんは。
China Style池村憲治です。
私は、日本語を教えたことはありません。
日本語を教える、ということは、本当に大変だと思うのです。
日本語の一番の特徴は、
『フレーズを、どこまでも長くできること』
だと思っております。
例えば、こんな感じ…
「え~…私たちが丹精込めて作ったじゃがいもは、
北海道の大地と風と水が育んだもので、
この『生で食べても美味しさがわかる』じゃがいもは、
やはり、この北海道の大地ならではだと、自負をしておりまして、
これを、全国の皆様に食べていただきたい、ということで、
今回は、インターネット販売をしてみようと画策してみたのですが、
パソコンが苦手な私は、どうしても、うまくいかず、
ITに詳しい友人に話をして、売り上げ分を折半で、という話までうまく進んだところ、
彼が急に忙しくなって、手助けは難しい、ということになってしまいました」
意識をしていないと、実は皆様、これくらい長いフレーズを
口にしているかもしれませんよ。
かくいう私も、急にインタビューを受けたときは、
こんな感じになってしまいました。
前述の文章を、中国語にするとき、やはり、いくつかのフレーズにわけますよね。
ということは、日本語でもそのくらいに分けたほうがいいのでは?と思います。
中国語を考えるとき、どうしても、『日本語がベース』になってしまいます。
そうなると、『日本語ベースの中国語』は、とかく長くなりがちなのです。
発する側、と、受け取る側、で、意味が違うと、
それは、もう、意思の疎通ツールではありませんよね。
意思を疎通させるためには、双方分かりやすい言葉で、
だと思ってますよ。