こんばんは。
China Style池村憲治です。
日本語で「私」、中国語では「我」ですね。
日本語では「わたし」、中国語では「wo」なのです。
日本語では、三音節も必要なものが、中国語では、一音節で済むのです。
「I love you」だともっと顕著です。
「わたしはあなたをあいしています」(15音節)
「wo ai ni」(3音節)
英語、中国語、日本語をこうして、単純ながら比較しても、
日本語がどれだけ、音節を必要としている言語か、
ということが、お分かりいただけると思うのです。
というところから、日本語では「行間を読む」ということが、
発達したのでは?と、思っております。
更には、音節を節約するために『省略語』が発達しているのかもしれません。
『ファミリーマート』『マクドナルド』なんて、
正式名称、なかなか、発しませんもんね。
「俺の会社さー、今度ボーナス出ないねんて」
日本語なら、何の不思議もありませんね?
中国語に直訳してしまうと、あなたがオーナーになってしまうのです。
中国語を学んでいると、こうして、
「何でそこまで言わないといかんの?」
というシーンに、ぶつかることがあると思います。
それは、中国語が音節をあまり必要としない言語だから、
かもしれませんね。