こんばんは。
China Style池村憲治です。
日本語をそのまま中国語に変換してしまうと、
大変なことが起こってしまいます。
「言葉」というのは、その国の「文化」を表します。
言葉から文化を知るケースと、
文化を知って言葉を知るケースとあると思います。
例えば、中国で放送される日本ドラマ…
あれは、日本語をそのまま、中国語に訳しています。
ところどころ、中国では考えられないことが起こります。
その端的なものが、
『いただきます』『ごちそうさま』です。
皆が食卓を囲み、一斉に『いただきます』…
なんてのは、中国ではありません。
『だったら、中国語で「いただきます」は、何と言うんですか?』
皆様思う疑問だと思います。
その「いただきます」自体が、そもそも存在しないんですよ?
『だったら…家族が揃うもなしにぞろぞろ食べ始めるんですか?』
まったくもって、その通りなのです。
日本語がすべての言語に当てはまる、ということは分かっていても、
なかなか感じ取ることができません。
こうして、他言語に触れることによって、
また、新たな発見をしていただけると、本当に嬉しいです!