こんにちは。
China Style池村憲治です。
日本語を、そのまま、中国語にしよう、と思わないでください。
それをしてしまうと、厄介なことになってしまいます。
よく、こういう質問を受けます。
『「初めまして、よろしくお願い致します」って、中国語で何と言うんですか?』
『「いただきます」「ごちそうさま」とは、どういうのですか?』
それを、覚える必要は、全くないんです。
どうしてかって?
中国の方々に、それを言う『習慣』が全くないのです。
言う習慣がないものを、覚えても仕方ないですよね。
日本のドラマが、向こうでも、よく見られているようです。
一家団欒で「いただきます」のシーン…
無理やり翻訳されて、字幕になっていたりもしますが、
中国の方は、それを見て、違和感があるのではないでしょうか?
例えば、アルバイトをしていたとします。
夜勤務だったり、夕方からだったとして、職場に入るとき、何と言いますか?
「おはようございます!」
ですよね?
「おはよう」は、中国語では『早上好』と言います。
だからといって、同じシチュエーションで、『早上好』と言ったら、
なんのことか、通じませんよね?
これと同じことなんです。
こういうときは、日本ではこう言う、中国ではこう言う、
ということを、覚える方が、よほど自然ですよ!