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『濃度』
01月21日(木)大阪 浪速区 Bコース

こんばんは。
China Style池村憲治です。

日本語は、どこまでも長くできる言語だと思います。

日本語を、今、まさに学んでいる方と話すときは、
一つの文章を、短く短くぶつ切りにします。

自然な文章ではなくなりますが、
それが、相手に伝わりやすい、と思うのです。

濃度

中国語は、日本語に比べると、文章としては短いと感じます。
そのかわり、濃度が違うのです。

一つの漢字で、一つの音節で、表現できることが、
非常に多いために、短い文章で、濃度が濃くなるのだと感じます。

更に、中国語の大きな特徴が、もう一つあります。
「どこが文章の、単語の切れ目かが、非常にわかりにくい」のです。

日本語だと、例えば
「私は、あなたが、こうしたからこそ、…」
と、長い反面、短く短く読点「、」を入れます。
話すときにも、割り合いに、この影響を受けて、「、」の部分に隙間が入ります。

濃度

中国語は、これが非常に少ないのです。
ただ聞いているだけでは、どこまでが一つの単語であるか、
というのが、分かりにくい傾向にあります。

「中国語にはそういう特徴がある」
ということを知っていれば、聞くときにも、意識ができますね。

知っている、と、知らない、では、大きく違いますからね。
まず、その「意識」を、持っておいてくださいね。