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『音読み…訓読み…日本漢字の複雑さ』
03月27日(水) 大阪 梅田 Aコース

こんにちは。
China Style池村憲治です。

日本語には、『音読み』『訓読み』がありますね。

訓読みは、日本語が基になっていると言われています。
音読みは、基本、中国語発音と思うのです。

本日、電車に乗っていると、韓国のお母さんが隣に座られました。
あ、「お母さん」と言っても、その場で知り合った方ですよ。

音読み…訓読み…日本漢字の複雑さ

ひょんなことから、言葉を交わすようになり、他愛も無い世間話に興じました。

日本語は、もうペラペラのお母さんだったのですが、一言ボソッと
「日本語の漢字は、読み方が多いから大変…」

聞くと、韓国の漢字も、読み方は一つだそうなんです。
ここは、基本的に中国と同じですね。

日本語は最低、二つはあるんですよね。

さて、ここで少し考えてください。
聞き間違いがあるとしたら、音読み、訓読み、どちらが多いのでしょう?

圧倒的に「音読み」のときだと思うのです。
『使う』では、聞き間違いは起こりにくいと思います。
『使用』では、『シヨウ』となれば、同じ音の単語がたくさんあってしまいますよね。

音読み…訓読み…日本漢字の複雑さ

ということは、音読みの基になっている中国語の単語も、
同じ音の単語が多いと言えますね。
聞き間違いも、増えると思うのです。

ですので、一つ一つの発音、一つの漢字の音で、つまずくのはもったいないと思うのです。
それよりも、前後の文脈で単語を予想するほうが、いいのでは?と思います。

中国の方同士での会話では、どうなんでしょう?
やはり、聞き間違いも日本語より、多かったりするのでしょうか。

皆さんも、一つ一つにこだわらず、全体の意味をざっくりつかむようにしてくださいね!