こんばんは。
China Style池村憲治です。
中国語を話すには、二通りあると思うのです。
ボキャブラリーを増やし、とにかく、単語量で勝負。
単語量は、ともかくとして、言い回しで勝負。
これは、どうやって、中国語を覚えていったかによります。
中国で、現地で鍛えた方は、後者になっていきます。
日本の検定試験や、テストを受けようと思うと、どうしても、ボキャブラリーに頼ります。
テストは、とにかく、単語を知らないと、点数は稼げませんからね。
さて、今日は、興味深いお話を耳にしました。
『少ない単語量でなんとかしのいでいると、ボキャブラリーが増えないんです!』
そうなんです。
少ない単語量で、言いたいことが言えてしまうと、それでいいんですよね。
『伝える』ということにおいては、それで、満点ですよね。
言葉は、『伝えられたらいい』と考えるのなら、『伝えられている』わけですから。
先に、言い回しを伸ばしてしまうと、
単語量を増やすということに、少しまどろっこしさを覚えてしまうかもしれません。
しかし、そこはそれ。
言語、というのは、奥が深いものです。
日本語でも、それは感じます。
雨が『ザーザー』『しとしと』降る、で、感覚が全く違うのです。
この前お会いした中国の方が嬉しそうに、
「今日は、筋肉『ムキムキ』という言葉を覚えました」
と、おっしゃっていました。
ほんのちょっとしたことで、ニュアンスも変わってくるのです。
こうした、ちょっと細かいポイントも、感じていただければ、より楽しくなりますよ!