こんばんは。
China Style池村憲治です。
中国語をレッスンしていて、困ることがあります。
それが、これ…
「これ、中国語で何というんですか?」
普通のフレーズなら、なんてことないんです。
例えば、これ…
『いただきます』『ごちそうさま』
だって…、中国には、こういうことを言う習慣、すらないんです。
この前、街を歩いていると、こんなことがありました。
前を歩いているご婦人グループのお一方が、ハンカチを落とされました。
私は、すぐにそれを拾って、声をかけました。
「落とされましたよ…」
今、ほとんどの日本人がこういうと思うのです。
もちろん、そのご婦人も、同じように言われました。
「あ、すみません!」
中国の方だったら、ここでは「ありがとう」とくるはずなんですね。
日本語には、実に日本語「らしい」表現があります。
同じように、中国語にも、「らしい」表現があるんです。
言葉を、直接他の言語にしたら、おしまい、
というわけではないんですね。
そんな「らしい」言葉をレッスンしていけたらいいな、と思っています。