こんばんは。
China Style池村憲治です。
「てにをは」
我々は、さも、何事もないように、この複雑な言い回しをやってのけます。
日本語を学ぶ方にとっては、これには、苦労させられるようですね。
では、今、日本語を教える立場になったと仮定しましょう。
『どうしてそこは「は」なんですか?「が」では、意味は変わりますか?』
『そこの「が」は、能力・希望的な「が」ですよね?』
我々は、その辺を全て「ニュアンス」で汲み取ってしまっております。
その「が」が、どういう意味なのか、
「は」は、どういう効果なのか、説明するほうが難しいですよね?
こういうときは、どうしましょう。
『そういうものです』
で、終わらせるわけには参りませんよね。
有用なのが、似たようなフレーズを沢山持ってくる、ことです。
その中で、ご本人に、「感覚」をつかんでいただくことが重要です。
頭で分かっていても、使えない、では意味がないですもんね。
中国語にも、似たようなものがあるのです。
それを、外してしまうと、どうしても、ニュアンスが変わってしまいます。
さらには、『中国語っぽく』なくなってしまいます。
もしも、一つ一つの意味が分からなくても、
とりあえず、前に進んでみることは必要です。
数多く触れた後、振り返ってみると、気がつくこと、多くあると思うのです。