こんばんは。
China Style池村憲治です。
日本語には、助詞があります。
中国語には、ありません。
助詞があると、とりあえず、そこで、文節が切れる、
と、判断できるのではないでしょうか。
幼いころ「ね」が入ると、文節が切れる、と習いました。
『僕が「ね」あそこで「ね」山口くんと「ね」一緒に「ね」…』
さぁ、困りました、中国語ではどうしましょう。
とてもメロディアスな言語である中国語…
こういうときは、それが弊害になってきそうです。
例えば「BC」という漢字の組み合わせの単語があったとします。
主語の「A」を置いて、『ABC』という流れになったとしますね。
正解は「A+BC」ですが、「AB+C」と受け取ってしまうと、
話が全く分からなくなってしまうのです。
これは、よく見られる落とし穴の一つなのですよ。
さ、ここで一つ言いたいのです。
『頭から順番に単語をおっかけるから、文節を気にしてしまうのだ』と。
そうではなく、全体のフレーズとして眺めてください。
ぼんやり耳に入れて、知っている単語があるかどうか感じてください。
知っている単語があれば、なんとなーく、
全体の意味がつかめるかもしれません。
剣道で言う『遠山の目付』ですね。
え?余計理解不能?!