こんにちは。
China Style池村憲治です。
日本語には、「助詞」というものがあります。
さらには、日本語は、フレーズの中で、
肉付きをたくさんつけられる、という特徴があります。
こういうフレーズを言いたかったとします。
『(体調が)今日は良いけど、昨日は悪かった』
これを中国語にすると、こうなります。
『(体調が)今日は良い。昨日は悪い』
これで、ご参加の方から声があがりました。
『なんだか、とても不安定な感じがするんです』
確かにそうですね。
中国語で書くことは、割愛いたしますが、それだと、8文字で終わってしまうのです。
なんと簡略化されることでしょうか。
日本語だと、「だけど」など、が入ってきます。
もちろん、中国語でも、「だけど」「しかし」と、入れてしまってもいいのです。
が、入れなくても、十分、その意味が通じてしまうのです。
これは、中国語の便利なところでもあり、
前後の文脈をしっかり読み取らないといけないものですね。
どちらが『良い』『悪い』ではなく、そういう特徴がある、と覚えてくださいね。
優劣を言っているのではないですよ。
日本語に慣れてしまっていると、中国語の簡略化が、不安定に思えます。
逆に、中国の方からすると、まどろっこしいのかもしれませんね。
助詞、なんてものを、こまかく把握しなくてはいけない日本語…
どれだけ大変なんだろう…と、日本語を使う私からしても、思ってしまいますよ。
というわけで、気楽に、中国語に臨んでくださいね!
日本語のように複雑なものを、使いこなしているんですよ!