こんばんは。
China Style池村憲治です。
『少々まどろっこしいかも…』
と、自分で思ってしまうこともあります。
というのも、私がすぐに、答えを言わないのです。
私が答えを言うと、それこそ3秒で解決してしまいます。
本当は言いたいんですよ。
ご参加の皆様に、すぐにわかっていただきたいんですよ。
わからないことがあっても、なんとか中国語で導きたいのです。
ボディランゲージを入れてみたり、小芝居を入れてみたり…
中国語は特に、発音の幅が狭いと感じます。
日本語で言うと、「音読み」に該当するものしかありませんから…
例えば「コウエン」という単語の漢字を説明するときに、日本語なら、
「おおやけ、の、その、の公園よ」
と訓読みで説明できますが、この手法が中国語では使えないのです。
「公共、の『公』に、幼稚園の『園』」
などと言わなくてはいけません。
この方法だと「公共」「幼稚園」という言葉をご存じなければ、
行き詰ってしまいます。
全てが音読みになっている、というのは、
「音」「訓」を使っている我々では、慣れが必要なんですね。
漢字の説明に、別の単語を使わないで導く、
というのは、難しいことですが、楽しくもあります。
答えをすぐに言ってくれないことにも、
慣れていってくださいね?