こんばんは。
China Style池村憲治です。
この仕事を始めるまで、8年間、ホテルマンをしておりました。
パソコンに、詳しくないわけじゃない私は、
たまに、お客様から、ホテル内の無線LANの設定を頼まれたりしました。
「通常はしないんですよ」
と、前置きをして、たまに、設定をして差し上げました。
でも、中には、設定できないPCもあるんです。
お客様がお帰りになった際、
「申し訳ございません。カクカクシカジカでございまして…」
丁重に、お詫びを申し上げます。
そんな時、アルバイト君から、こんな話を聞かされました。
『池村さん、僕の場合は、PCが設定「できたか」「できないか」だけで十分ですよ。
その理屈を言われても、よくわかりませんから…』
もちろん、TPOはあるでしょうが、中国語も同じではないでしょうか。
堅苦しい理屈は後回しです。
「こういうときは、こう覚える」
「この単語は、こう訳す」
これを、端的に言う方が、皆様覚えられるのではないでしょうか。
理屈は後からでも、十分つけていけます。
まずは、話せるようになること、理解できることが先決です。
まず、私が中国語を理解し、咀嚼し、それを吐き出す、
それも、皆様がもっとも覚えやすい形にしていく、というのが、
『物を教える』ことなのかな?と思ったりします。