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『耳ざとく…』
06月23日(日)東淀川 入門コース

こんにちは。
China Style池村憲治です。

一つ一つの発音を、しっかり丁寧にすることはないと思うのです。
と、講師という立場からすると、暴言だ、というのは、承知の上です。

一つ一つの音で見るよりも、フレーズで見て
意味が通じる発音だったら、前に進みましょう。

『中国語は発音が大事』
と、よく言われています。

確かにその通りです。
しかし、それは中国語に限ったことではありません。

日本語訛りの中国語でも、恐れずに言ったもの勝ちです。
前に進んで進んで、
そうやって、言葉がなんなのか、ということをつかんでください。

前に進む過程で『意識』をしっかり持っていれば、発音も変えていけます。
最初から「楽しくない」発音練習ばかりでは、
気持ちも、滅入る、というものですよね。

中国語は、基本的に、一つの漢字に対して、一つの発音なのです。
「これ」「あれ」
という単語に関しては、しかし、正式な発音に対して「習慣音」が存在します。

『あれ?池村さん、その発音、さっきのものと違うんですか?』
正式な発音と、習慣音の違いで、耳ざとく気がつかれました。

そういう些細な違いを聞き逃さない姿勢、とても、素敵だと思います。
その姿勢が、前に前に成長させてくれます!