こんばんは。
China Style池村憲治です。
日本語だって、意思の疎通ツールの一つでしかありません。
テレビで、政治関連などの答弁を見ると、
『わざと、小難しい言葉を使って、立派なことを言った』
という感じが伝わってくるのは、私だけでしょうか。
小難しい単語を使っても、相手に通じなければ、
それは、ツールとしては、成り立っていませんよね。
逆に言えば、相手に伝わるのなら、
『どんな単語を使っても良い』
ということなのです。
日本語は、とかく「説明をしたがる言語」だと感じます。
そういう言語を、ずっと使っている我々は、無意識に、
『説明をしたがって』しまうのです。
分からない単語を、助けるぶきがあります。
それが「代名詞」です。
「ここ」「これ」「あれ」…
これらを使うことに、抵抗を感じてしまうのは、
やはり、我々が「日本語が母国語」だからかもしれません。
もしかしたら、学生時代の言語教育にも、原因があるのかもしれませんね。
とかく、全部、きちんと言いたがります。
テキストでは、きっちり表現しないといけない感じがありますから。
『膝が痛いんです』
「膝」という単語が出てこない…
自分の膝を指差して、
『ここが痛いんです』
これで、100点ですよ!