こんばんは。
China Style池村憲治です。
『うなぎ文』ご存知ですか?
高校のときだったでしょうか。
「うなぎ文」という名称は習いませんでしたけど(もしかして、忘れただけ?)、
その内容は、習った記憶があります。
言語学的には有名だったんですね、これ。
『俺?うん、俺はビールね』
日本語では、これでいいんですよね?
『Beer?Are you a beer?』
そこは、行間読んでくださいよー
『私はビールを注文します』ということでしょ?
日本語は、このように、うなぎ文が散見されてしまうんですよね。
更に言うなら、日本語では、動詞を抜いたフレーズも多く存在するんですよね。
『東京、どうでした?』
『あと3日で、中秋の名月です』
『東京(を過ごされて)どうでした?』
『あと3日(経てば)、中秋の名月です』
これを意識しないと、日本語を中国語に直訳したときに、
少し言葉足らずな中国語になってしまいます。
中国語を学ぶ、ということは、
日本語の特徴を見返す、ということにつながるんですね。