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『いらち』
07月18日(土)神戸 三宮 Aコース

こんばんは。
China Style池村憲治です。

『いらち』という関西弁があります。
これをはじめて耳にしたときは、それはそれは驚きました。

「せっかち」とも、微妙にニュアンスが違いますよね。
標準語に、しっくりくるものがないのです。

大阪の人を表現した、上手な言葉だなぁ、と思います。

いらち

日本語が話せる中国の友人と、話をするときに、
「あ、これ、中国語だったらどう表現する?」
と、聞くことがあります。

『う~ん…どうでしょ…』
悩んでおります。

『ちょうどいい中国語がないですね。あえて言うなら…』
と、説明するような感じの言葉に訳してくれました。

日本語では表現できるもの、
中国語では表現しにくい、というケースもあるんですね。

いらち

「言葉は文化を表す」と思っています。
文化が無ければ、言葉も無いんですよね。

日本語が全て中国語にできる、と思ってしまっていませんか?
私も、以前はそうでした。

まず、そこの感覚を変えてみると、中国語の見方が変わるかもしれませんね。
私も「いらち」の仲間入りをしなくてはいけないのかもしれませんね。