こんばんは。
China Style池村憲治です。
祖母がいました。
元気な祖母でしたが、耳だけは悪かったんですね。
それでも、補聴器をつけずに、ノーマル耳で、暮らしておりました。
「今日、●●の○○さんと会ったんだけどね。
多分、トンチンカンな返答をしてしまったわ」
と、無邪気に笑っていたのを、思い出します。
聞くに、相手の質問がよく聞こえなくて、理解できなかったから、
相手の質問を想像して、返した、とのことなんですね。
優しい人ほど、相手に聞き返す、ということが、
嫌なのかもしれませんね。
聞き返すことによって、話の腰を折ってしまい、
それによって、相手に不快な思いをさせるかも…
と、考えてしまうのかもしれませんね。
トンチンカンな答えでも、良いと思うんですよ。
それだって、一種の『会話』ですから。
トンチンカンを回避するのなら、想像力を働かせるか、
相手に聞き直すか、すれば良いわけです。
これって、中国語でも同じですよね。
例えば、相手の方が、
我々が「今、中国語を学んでいる」と、分かってくれてるのなら、
理解してあげよう、という姿勢があるはずです。
それに、少し甘えてもいいんじゃないですかね。