こんばんは。
China Style池村憲治です。
「今日の晩御飯、冷蔵庫に入ってます。チンして食べてね 母」
海外の方が見たとき、この文章に驚く、と聞いたことがあります。
どこでしょう?
我々は、もう、この言葉に慣れすぎてます。
慣れすぎて、普通の日本語になってしまっています。
「チン」する…
これで「電子レンジで温める」を表現できてしまうのです。
日本語の特徴として、擬音語・擬態語が豊富、という側面があります。
中国語には、ほとんどないのです。
中国の友人が嬉しそうに、こう言ってきました。
『昨日、新しい日本語覚えたんです』
「え?何覚えたんですか?」
『筋肉ムキムキ♪』
ムキムキと聞くだけで、我々は、『筋肉』を思い描いてしまいます。
そういう感覚なんでしょうね…「チン♪」
広辞苑にも載せてほしいくらいの言葉ですね。
え?もう、載ってたりしますか?
もちろん、これも、ぴったりくる中国語は無いんですよ。
「ぴんぽ~ん♪」
『あなたの答えはあってます』
こんな、説明臭い言葉になってしまうのです。