こんにちは。
China Style池村憲治です。
あなたは、日本語で、
『不便やなぁ…』
と思うこと、ありませんか?
一番顕著な例は、
『父方の祖父・祖母』『母方の祖父・祖母』じゃないですか?
ある人が、今、こう言ったとします。
「うちの祖父がねぇ…」
これだけだと、どっちのおじいさんなのか、わからないんですよね。
逆に結婚式の席順などで、『伯父』『叔父』など、見たことありませんか?
私がまだ、小さいとき、それを見て、父親に質問した記憶があります。
「なんで、同じ『おじさん』でも、漢字が違うの?」
これ、中国語なんですね。
もっと言うなら、『父方の祖父・祖母、母方の祖父・祖母』この4人、
呼び方が全部違うんです。
もっと遠い親戚なども、中国語では一言で言い表すことができたりするんです。
と、そういう話をしていたら、ご参加の方から、
『中国では、親族を重んじるんですね!』
言葉は、文化を表しますね。
中国では、本当に、親族を大変重んじる傾向が強いんです。
日本のそれとは、少し距離感が違います。
最初は、少し戸惑うかもしれませんね。
親族と同じように、友達の距離感も、日本と中国とでは、異なるんですよ。
そういうものも『文化』として、受け入れることができると、
また違った一面が見えてくるかも、ですね。