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『敬遠について考える』

野球、好きです。
この時期になると、
『戦力外通告』『自由契約』
という文字が、飛び交いますね…

一人の人生が変わっていく、と、感傷的になってしまいます。

もう一つの話題が、タイトル、です。
で、この時期に問題となるのが、「敬遠問題」ですね。

ルール上、敬遠、が、正当化されていますから、
これに対しては、どうこう裁くことはできません。

私は、小さい頃から、剣道をしておりました。
『相手の足を踏んでも、ツバを吐き掛けても勝て』
と、言われてきました。

敬遠について考える

それはそれで、とても正しい、と、今でも信じております。
『勝てば官軍、負ければ賊軍』
です。

理由はどうあれ、勝たないと、何も生まれません。

だったら、この敬遠も、正しいのか…
いえ、私は、正しいとは思えません。

一年間頑張った選手に、タイトルを取らせたい、という、
チームの考え方も、理解できます。

しかし、「興行」として、お客様からお金を頂戴しているのなら、
ファンの気持ちをないがしろにしては、未来は無いと思うのです。

ただの「勝負」でしたら、それでも良いと思います。
「ファンありき」の世界で生きて行こうと思うのなら、
ファンを、置き去りにしていては、ならないと思うのです。

敬遠をしなかったからといって、
記録が抜かれるとは思えません。

敬遠するよりも、それ以上の投手をぶつけて、蹴倒してやる、
くらいの気概のあるチーム・選手は現れないのでしょうかね。