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『ちょっと見方を変えて』
06月26日(日)新大阪 入門コース

こんにちは。
China Style池村憲治です。

日本語を学んでいる中国の友人から、こんな質問です。
「日本人は、アクセント記号もついていない日本単語を、
どうして全員が全員、同じ風に読めるの?」

中国語には、記号がついていますからね。
それさえマスターしてしまえば、何てことないんです。

ちょっと見方を変えて

とはいえ、日本語のアクセントと、中国語には大きな違いが一つあります。
日本語は、フレーズ単位、単語単位でアクセントがついてます。
対して中国語は、一つ一つの漢字にアクセントがついています。

日本語は、突然上がったり下がったりがありません。
全体を通じて、なだらかな弧を描くようなアクセントだと感じています。

対して中国語は、前後にどの単語がつこうが基本的には、
アクセントが変化しませんね。

だから…「とっつきにくい」だけなんですよね。
今まで、漢字単位でアクセントの上げ下げがなかったですから。

ただ「慣れろ慣れろ」というよりも、ちょっとした打開策を考えてみましょう。

最初にぶつかるのが「私は●●が好き」の「私は好き」という部分です。
ついつい日本語風ななだらかなアクセントにしてしまいがちなのです。

ちょっと見方を変えて

そういうときは、いっそのこと「私は」を省略してしまいましょう。
いきなり「好き」から始めてみるのです。

そうすると、なんとなく言えるようになってきます。
ある程度言えるようになってから、「私は」を復活させても良いと思ってます。

一辺倒に「慣れろ」では、ちょっとハードルが高いこともありますよね。