こんばんは。
China Style池村憲治です。
この仕事を始めるまで、8年間、ホテルで働いておりました。
神戸のホテルでしたから、ご宿泊になる方は、
どうしても、関東の方が多かったですね。
チェックアウトの時のロビーなんて、
やはり、関東の言葉が飛び交います。
私は、東京生まれ、山口育ちなんですね。
5歳で、山口に引っ越しましたが、そこで、一番の問題が『言葉』だったのです。
そりゃ、いじめられましたよ。
「言葉が違う」と。
封建的な街、ということもあったのでしょう。
完全にアウェイ、完全によそ者でしたね。
二十歳過ぎに、熊本で過ごしたときは、いの一番に、熊本弁を覚えました。
すると、山口以上に封建的な街でも、受け入れてもらえたのです。
幼少の頃の記憶が、私に『言葉を覚えて仲間になれ』
と、命じたのでしょうね。
チェックアウト時のロビーは、やまり、少し懐かしい言葉です。
中国語でも、言葉のちょっとした違いで、地域の違いが出たりします。
特に、台湾風味を醸し出そうと思えば、ちょっとしたことでOKです。
言葉が違って、台湾でいじめられたりすることはないでしょうが、
北京語に触れながら、台湾風味を出してみる、というのも、
また、面白いのではないでしょうか。