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『たとえどんなに恨んでいても』
02月20日(木)大阪 難波 Bコース

こんばんは。
China Style池村憲治です。

『もし』と、言われたら、その後、どんなフレーズを想像しますか?
『たとえ』と、言われたら、いかがですか?

こう並べて書く私も、我ながら意地悪だと思います。
こう書かれたら、ほぼ、誘導尋問ですからね。

『もし~だったら』仮定の順接?
『たとえ~でも(としても)』逆接?

たとえどんなに恨んでいても

ほぼ皆様、こう想像されると思うのです。
誘導しちゃってますから(笑)。

ここからが落とし穴です。
『もし~~としても』
とも、言えてしまうんですね。

『たとえ』よりも、圧倒的に『もし』を口にする頻度が、高いのです。

しかし、困ったことに、中国語だと、この
『もし~~としても』
が、使えないのです。

中国語で『もし』『たとえ』両者は、全くの別物なのです。
日本語ベースで考えてしまうと、
仮定の順接でも、逆接でも『もし』から始めてしまうのです。

たとえどんなに恨んでいても

それで、話ながら「あれっ?」ということになってしまうのです。
「言いたいことは逆接なのに…」

中国語では、最初が勝負なのです。
「もし」最初でつまずい「ても」
それをすり抜ける裏技も、あるっちゃあるんですけどね!