こんばんは。
China Style池村憲治です。
中国語に慣れてきた方には、少しずつ、長いフレーズをお話しいただくようにしております。
中国語は、基本的に、日本語よりも、短いフレーズが基本だ、と考えております。
日本語は、一フレーズに、主語-述語のセットをいくつも入れることができます。
いくらでも、長いフレーズにすることが可能だ、とも聞いたことがあります。
では、逆に、慣れてない方は、どこをお話しいただくようにしましょう?
もちろん、最初から、長いフレーズは、難しいですね。
最初から、それは、酷、というものです。
そうなると、フレーズの中での、単語の優先順位、というのも、あるんです。
何を削って、何を残すか、という問題になってくるんですね。
意味を通じさせるために、必要なもの…
やはり、『主語』『述語』ですね。
日本語は、主語を省略することが多いんです。
英語は、何に対しても、主語を入れる、と言われますね。
「雨が降る」でも、「It」を使ってしまったりしますね。
さて、では、中国語はどうでしょう。
中国語も、主語は略すシーンは少ないんです。
英語よりは少ないものの、日本語ほど略すことはないです。
これは、頭に入れておいて、損は無いと思います。
というわけで、やはり、主語と述語、がフレーズの骨格になるわけです。
では、優先順位が、一番低い、と思うもの…
それは、「副詞」なんですね。
副詞は、フレーズに表情を与えるものだ、と考えております。
それを入れることによって、そのフレーズが、グッと豊かになるんですよ。
逆に言うと、無くても、まぁ…困らないといえば困らない…と言えます。
いえ、究極の選択、で、という局面において、ですよ。
ですので、副詞を覚えだしたら、言えることが、広がりを持つようになります。
主語、述語を操ることができるようになったら、
次はぜひ、副詞にチャレンジしてみましょう!