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『じぃじ、ばぁば、じいちゃん、ばあちゃん』
12月10日(月)大阪 新大阪 Aコース

こんにちは。
China Style池村憲治です。

あなたは、日本語で、
『不便やなぁ…』
と思うこと、ありませんか?

一番顕著な例は、
『父方の祖父・祖母』『母方の祖父・祖母』じゃないですか?

ある人が、今、こう言ったとします。
「うちの祖父がねぇ…」

じぃじ、ばぁば、じいちゃん、ばあちゃん

これだけだと、どっちのおじいさんなのか、わからないんですよね。

逆に結婚式の席順などで、『伯父』『叔父』など、見たことありませんか?
私がまだ、小さいとき、それを見て、父親に質問した記憶があります。

「なんで、同じ『おじさん』でも、漢字が違うの?」

これ、中国語なんですね。
もっと言うなら、『父方の祖父・祖母、母方の祖父・祖母』この4人、
呼び方が全部違うんです。

もっと遠い親戚なども、中国語では一言で言い表すことができたりするんです。

と、そういう話をしていたら、ご参加の方から、
『中国では、親族を重んじるんですね!』

じぃじ、ばぁば、じいちゃん、ばあちゃん

言葉は、文化を表しますね。
中国では、本当に、親族を大変重んじる傾向が強いんです。

日本のそれとは、少し距離感が違います。
最初は、少し戸惑うかもしれませんね。

親族と同じように、友達の距離感も、日本と中国とでは、異なるんですよ。
そういうものも『文化』として、受け入れることができると、
また違った一面が見えてくるかも、ですね。